メンタルヘルスの回復・維持・増進に、WOOPの法則が効果的な理由

「メンヘラ」という言葉をよく耳にするようになりましたね。「メンタルヘルス」が略されて「メンヘラ」なのですが…

「メンヘラ」という言葉は、匿名掲示板の「メンタルヘルス板」という心の悩みについて会話する掲示板に集まる人たちを「メンヘラー」と呼んだことがきっかけ。「心の健康が病んでる人」を指すようになりました。

メンタルヘルスとは、心の健康状態や幸福感のことです。メンタルヘルスが良いと、満足感を感じられたり、自分に自信が持てたり、人間関係が円滑になったり、仕事や勉強に集中できたりします。逆に、メンタルヘルスが悪いと、不安や鬱などの心の病気にかかりやすくなったり、人とコミュニケーションが取れなくなったり、やる気が失せたりします。メンタルヘルスは、身体の健康と同じくらい大切なものです。

メンタルヘルスが悪くなる原因は色々あるかもしれませんが、大抵はその人自身の弱さではありません。ひどい苦痛を感じたり、思考や感情や行動をコントロールできないと感じることもしばしば。だから、カラダの健康と同じくらいメンタルヘルスを健康に保つのは大事。むしろメンタルヘルスのほうがカラダの健康より大切です。

コロナで閉じ込められていた間に、心の病になってしまった人が多く、どんな人も心に影響を受けてしまいました。「自分は強い!」と思っていた人ほど、心を病んでしまったと言われ、今もなお苦しんでいる人たちがたくさんいるそうです。

私も数年前、鬱症状に苦しんだ時期がありました。いま苦しんでいる方々の心の内を思うと、なんとか力になってあげたいと思うのです。

「WOOPの法則」は、内面に潜む障害となる思いやネガティブな心の傾向を「乗り越える」というこのメソッドの箇所を使えばメンタルヘルスの健康回復と維持増進に使えそうです。実際、このコロナの期間中に色々な問題に遭遇しましたが、心の健康を高いレベルで安定できたのはWOOPの法則を実践した効果もあると感じています。

この記事では、メンタルヘルスの回復・維持・増進に、WOOPの法則が効果的な理由をご紹介します。ぜひ最後までお読みください。

ネガティブな思い込みを消し去るには

WOOPの法則が生まれたきっかけは、1989年まで続いていた米国とソ連が対抗していた「冷戦時代」のドイツに住む人々の心の傾向にありました。

歴史で学んだと思いますが、その頃はドイツは東西に分かれ、東ドイツは社会主義イデオロギーにありました。エッティンゲン博士は心理学研究を目的に東ベルリンに入り、東ベルリン側にあるバーで飲んでいた芸術家にリサーチを行いました。

インタビューを受けた彼は「パリへ行って毎日自由に絵を描く」という夢を描きながら、小さな絵を目立たないように書くささかやかな活動を行っていました。でも毎日うつむき加減で暮らす心の持ち主でした。社会主義下の東ドイツは、芸術活動にかなり厳しい制限が課されていました。

「パリへ行く」行動の自由を得るなど、自身の努力では決して実現しない夢を支えに生きていく人は、どういう生き方になるのか?

この出来事が、夢とやる気の相関関係を明らかするモチベーション心理学を研究テーマに選んだきっかけでした。

それから数年後、ベルリンの壁が民衆の手で壊されて、彼の夢を叶える道ができたわけですが、まさかこんなことになるとは誰も夢にも思いませんでした。

令和の日本に住む私たちの時代感は、全てが不確定な時代。自分が直面している問題がどのように取り除かれるのか、どうサバイバルすれば良いのでしょうか?

「夢見るののは大切」と言われていますが、どうしようもない状況に囲まれて夢なんか見ている場合じゃないという人はたくさんいます。落ち込んだり、不安を感じたりして、決して何も好転しないように思える状況で過ごしているのです。

少し前までみんなそうだったのです。

もはやネガティブに考えながら生活することに慣れていて、ポジティブな将来を夢見るなんて思いもしない暮らしをしていて「ミスをして苦しんで追い詰められる」というネガティブな不安と恐れを思い描きがち…が当たり前で過ごしていました。

他にもこういうことがあるかもしれません。

40歳代の内気な男性は、人付き合いが苦手で社交的になろうと努力した時期もありました。彼女を見つけていい感じになって結婚することを夢見ていた時期もありました。でも全部裏目に出て、「もう無駄。夢見るのやめた。無理だ」と悲観しているかもしれません。

ある警察官は職務を遂行する中で重傷を負って退職を余儀なくされました。警察官に誇りを持って職務についていた彼は「同じくらい惚れ込む仕事なんて見つからない。探すだけ無駄だ」と思っているかもしれません。

数学のテストでうまくやれそうにない学生は、「また失敗するかも」と不安になってネガティブな思いに負けてしまいがち。試験の時に上がってしまうかもしれません。

こういった将来に対する恐怖心に打ち勝つのに、WOOPの法則を使うことで対処できることが研究により示されました。

人種差別を克服する社会実験とその成果

人は、自分と異なる社会集団や民族集団に、理由無く、恐怖心を抱きがちです。このような恐怖心のせいで、世界各地で様々な集団が互いに避け合い、憎み合い、戦果を交えることさえあります。とても残念なことではありますが、現実に生じている事柄です。

ドイツや欧州圏では、外国人嫌いが深刻で根深い問題となっていて、若者同士が街で喧嘩をしたり、暴力的イデオロギーを掲げる集団の台頭につながっているという見方があります。

ではこの理由のない不安、正しくない恐怖感を、どうすれば乗り越えて仲良くなれるのでしょうか?

その道筋をWOOPの法則が示しました。

1)不安になる要素を正直に見つめる

こんな質問が投げかけられました「__地区に移民と政治亡命を求める人たちのシェルターがいくつか作られる計画があります。そのことがあなた個人に及ぼすネガティブな影響について考えてください。状況はどのように悪くなりますか?どんな影響に苦痛を感じますか?あなたの日常生活はどのように邪魔されますか?自由にイメージし、空想し、考えてください。」

2)ネガティブな空想が現実になることを阻む、ポジティブな現実をイメージする

「外国人とサッカーするという体験がすごく良かった!ようやく強くてフェアな対戦相手ができた!」という興奮を誘う若者たちの意見を聞いたり、「家具を車に積んで新居に引っ越したんだけど、二人の外国人が、重い荷物を上の階にに運ぶのを手伝ってくれたんだ。とても助かったし友達になった」という心温まるような経験を読むなどして、「外国人との接触を不安に思わないし偏見を克服できる」というポジティブな空想を、自分なりに思い描きます。仲良くやっている様子をイメージし幸せな自分に浸ります。

3)不安になる要素に直面する最悪な状態を想像する

もし自分が不安な要素に直面した時、自分の心の中で、心はどう反応するか?最悪な状況を思い描きます。あなたの心の中の出来事なので、自由に思い描いてください。他の人には言えないような想像でも結構です。あなたの心のはその時どうネガティブに反応するかを書き出すことが効果的です。

このプロセスがあなたの不安を解消することになります。

4)ネガティブな心を克服する行動を計画します

3)のワークを行ったなら、自分の心の変化をポジティブな方向に向ける解決策も同時に思い浮かんだはずです。それを発揮できる行動を書き出します。

「深呼吸して10秒数えて笑顔になる。」「一旦席を外して心を整える」など、あなたにとってポジティブになれる具体的な行動を書き出してください。大切なのは「あなたにとって」です。あなたの心の障害をポジティブなものに切り替えるものです。

それをIF_THEN_ルールにします。こんな具合です。

「もし私に 3)であげたようなことが起こり、心が 3)で感じたような思いになったなら、私はその思いを解消するために______を実行します」

言われのない不安を克服するWOOPの法則

このようなプロセスをきちんと踏むことで、言葉にできない不安を乗り越えてきた人たちが大勢います。わずかな真実、自らの経験に基づく度がすぎた不安にも効果があるようです。幼い頃に歯医者で2〜3回痛い思いをした人なら、今も詰め物を取り替えてもらいに行くのが不安になりますし、その不安が大きな恐怖となっていて、手の施しようも無くなるまで治療を先延ばしにしてしまうかもしれません。

1)不安になる要素を正直に見つめる

今の自分にとって、どんなことが不安なのか書き出しましょう。

2)ネガティブな空想が現実になることを阻む、ポジティブな現実をイメージする

不安に思わなくてもよい現実を考え、自分の理想の姿をポジティブに思い描きましょう。「大人の男性として美しい歯と素敵な笑顔を絶やさずにできる」姿なんてどうでしょう。

3)不安になる要素に直面する最悪な状態を想像する

なぜ不安に思うのか?徹底的に深掘り、最悪の状況に直面する自分の心を探りましょう。なんでそんなふうに思ってきたのか!びっくりしたり笑ったり涙するかもしれません。それらを全てやさしい気持ちで受け入れましょう。可愛いところがある弱い自分を愛するのです。

4)ネガティブな心を克服する行動を計画します

もし3)を思ったらわたしは4)を実行します。これで克服する計画ができました。

この手順を踏むことで、歯医者トラウマにうまく対処できるようになり、大人の男性として美しい歯と素敵な笑顔を絶やさずにできるようになれます。

人はしばしば悪いことが起こりそうだという考えに囚われ、他の可能性や選択肢を思い浮かべられなくなりがちです。

でも、時間をかけて、一旦心をさまよわせて、その後に頼りになる現実に焦点を合わせることで、強迫観念から自由になることができます。

大学生で落第することが不安なら、これまで収めてきたあらゆる成功と、今受けている仲間のサポートを思い出してください。失業することに不安を感じているなら、上司との心強い会話を思い出しましょう。

自分の不安に負けてはいけません。それをWOOPで表現してみましょう。

心が穏やかになり、無力感がなくなり、「うまくやれる」と感じられるようになります。

不安はどこかに流れて行ってしまい、自由になったと感じます。

言われのない不安に襲われる時、このような小さな勝利が「私がまた不安になってもまた対応できる」という自信につながっていくのです。

夫婦関係崩壊!寸前だったのに😭❤️

今日はインフルエンサーとして活躍するケンイチさんにブログをお願いしました。それではケンイチさん、ヨロシクお願いします!

こんにちは、ケンイチです。皆さんにいいお話をお届けしたいと思って、いろんな方をインタビューしております。

今回は、愛しているはずの妻に辛く当たって出ていってしまった悲しい男の話です。

私は、短気な性格で、妻に対しても暴言を吐いたり、無視したりすることが多くありました。妻は我慢強く、私を支えてくれましたが、ある日、我慢の限界に達しました。彼女は私に別れを告げて、家を出て行ってしまいました。私はショックを受けましたが、同時に自分の非を認めることができました。私は妻を愛していました。彼女を取り戻したいと思いました。でも、どうすればいいのかわかりませんでした。

なんて健気な妻だったのでしょう。そんな気も知らずに暴力的がエスカレートしてしまったようですね。どうなっていったのでしょうか?

そんな時、偶然にWOOPの法則というものを知りました。WOOPとは、Wish(願望)、Outcome(結果)、Obstacle(障害)、Plan(計画)の頭文字を取ったものです。自分の願望を明確にし、その結果をイメージし、その障害を特定し、その障害に対処する計画を立てるという方法です。

自分の性格に自ら向き合って、心から変化を願うなら、その願った方向に自分を変化させられる。

というのです。「本当なのか!」私は藁をもすがる思いってこのことかと感じつつ、この法則を使って、自分の内面に向き合うことにしました。

自分を革新する。

「自分の性格と自ら向き合って、心から変化を願うなら、自分を変えられる」ってスゴイですね。

まず、私の願望は妻と仲直りすることでした。その結果は、妻が笑顔で私の腕に抱きついてくれることでした。その障害は、私の短気な性格でした。その計画は、短気になったら深呼吸して落ち着くことでした。

ふむふむ「短期になったら深呼吸して落ち着くこと」と、彼は決めたそうなんですけど、そんな単純なことで簡単に性格が変わるものですかね?

やはり、もう少し深く自分を洞察するプロセスが必要だったようです。

次に、私は自分の短気な性格の原因を探ることにしました。幼い頃のトラウマが関係していることに気づきました。私は父親から虐待を受けて育ちました。父親は普段は優しいのですが、酒が入ると家族に平気で暴言を吐いていました。私は父親に反抗することができないでいました。その頃を思い出すと怒りや恐怖が込み上げてきます。きっと、自分も父親のような気の短い性格になってしまったんじゃ無いないだろうかと思いました。

WOOPの法則では、障害に対する計画だけでなく、障害自体に対する感情も重要です。彼は自分のトラウマに対してどう感じているかを考えたそうです。悲しみや怒りや恨みや恐れが湧き上がってくることを感じ、でも、それらの感情を否定せずに受け入れるようにしました。そして、それらの感情が彼自身の一部であることを認めるようにしたそうです。

ありのままの自分を受け入れる

それから、私は妻に電話をかけて謝りました。妻は最初冷たくあしらってくれましたが、妻は最初は信用してくれませんでしたが、私が本気で変わろうとしていることを感じてくれたようです。私は妻にWOOPの法則について伝えて、一緒にやってみないかと提案しました。妻は承諾してくれました。私たちはそれぞれの願望や結果や障害や計画を話し合いました。そして、お互いの感情を共有しました。私は妻に自分のトラウマを打ち明けました。妻は私に自分の不満や悩みを打ち明けました。

私は妻に会う約束を取り付けて、花束とプレゼントを持って行きました。妻は涙を流しながら私を抱きしめてくれました。私も妻に愛していると伝えました。

数週間後、妻は家に戻ってきてくれました。私は妻に感謝の言葉を伝えました。

それから数ヶ月が経ちますが、私たちは仲良くやっています。私は以前よりも穏やかになりましたし、妻も笑顔が増えました。WOOPの法則は本当に効果的だと思います。皆さんも是非試してみてください。私は妻との関係を修復できて本当に幸せです。これからも妻を大切にしていきたいと思います。

同じような悩みを抱えている人は、意外と多いんじゃ無いかなと思います。ネガティブな想いに悩まされて自暴自棄になる前に、

もしなっていたとしても、

WOOPの法則を試してみてください。

自分の願望を叶えるだけでなく、自分の内面にも気づくことができます。性格を改めることも可能です。

WOOPの法則は、人生を変える力を持っています。というより、あなた自身が自分の人生を買える力を持っていることに気づけます。その力を最大限に引き出すのがWOOPの法則なのです。

それでは、今日はこの辺で。

【夢を叶える方法】WOOPの法則を中学2年生の男女でもわかるように噛み砕いて解説します!

今回はブロガーのあやかさんに、記事を書いてもらいました。

こんにちは、みなさん!私はあやかです。今日は、夢を叶える方法についてお話ししたいと思います。

みなさんは、夢を持っていますか?

私は、小さい頃から有名なブロガーになりたいと思っていました。でも、なかなかうまくいかなくて、悩んでいました。そんな時に出会ったのが、WOOPの法則というものです。WOOPとは、Wish(願望)、Outcome(結果)、Obstacle(障害)、Plan(計画)の頭文字をとったもので、夢を叶えるためのシンプルなステップです。WOOPの法則を使うと、夢に向かって効率的に行動できるようになります。では、具体的にどうやるのか、中学2年生の男女でもわかるように噛み砕いて説明しましょう。

まず、Wish(願望)とは、自分が本当にやりたいことやなりたいことを明確にすることです。例えば、「ブロガーになりたい」というのはあまりにもぼんやりしています。もっと具体的に、「毎日1000人以上の読者が訪れるブログを運営したい」とか、「ブログで月に10万円以上稼ぎたい」とか、「ブログで有名人と交流したい」とか、自分の目標をはっきりさせます。この時に大切なのは、自分が本当に望んでいることを素直に認めることです。他人の目や社会的な期待に左右されず、自分の心の声に耳を傾けましょう。

次に、Outcome(結果)とは、自分の願望が叶った時にどんな気持ちになるかを想像することです。例えば、「ブロガーになったら、自分の好きなことを自由に発信できて楽しいだろう」とか、「ブロガーになったら、多くの人から感謝されて嬉しいだろう」とか、「ブロガーになったら、自分の才能を認められて誇らしいだろう」とか、ポジティブな感情を思い浮かべます。この時に大切なのは、感情を具体的に表現することです。笑顔や涙や声や動作など、五感を使ってイメージしましょう。

さて、ここまでで夢を明確にしましたが、それだけでは夢は叶いません。夢を叶えるためには、障害や困難を乗り越える必要があります。そこで登場するのが、Obstacle(障害)とPlan(計画)です。Obstacle(障害)とは、自分の願望や結果に立ちふさがるものを見つけ出すことです。例えば、「ブロガーになりたいけど、書く時間がない」とか、「ブロガーになりたいけど、書く技術が足りない」とか、「ブロガーになりたいけど、人から批判されるのが怖い」とか、自分の心や環境にあるネガティブな要素を探します。この時に大切なのは、自分に正直になることです。障害を無視したり、他人のせいにしたりせず、自分の弱点や問題点を認めましょう。

最後に、Plan(計画)とは、障害に対処するための具体的な行動を決めることです。例えば、「書く時間がないなら、毎日30分だけでもスケジュールを作って書く」とか、「書く技術が足りないなら、本やネットで勉強したり、他のブロガーにアドバイスをもらったりする」とか、「人から批判されるのが怖いなら、自分の意見に自信を持ったり、ポジティブなフィードバックに集中したりする」とか、障害を乗り越えるための具体的な方法を考えます。この時に大切なのは、自分が実行できることを選ぶことです。無理やりやることや他人に頼ることではなく、自分の力でできることを探しましょう。

以上が、WOOPの法則の説明です。みなさんは、わかりましたか?WOOPの法則は、夢を叶えるためのシンプルで効果的な方法です。私も、WOOPの法則を使ってブロガーになる夢を叶えました。みなさんも、WOOPの法則を使って夢に挑戦してみてください。きっと、素敵な未来が待っていますよ。

それでは、また。好評だったらまた書くね❤️

あやか

売れてるブロガー【ミキちゃん】にWOOPの実践方法を尋ねてみました。

「大きな大きな夢を実現させる」という成功の具体例として「売れてるブロガー【ミキちゃん】」に登場してもらいましょう。

このブロガーさんはChatGPTさんが生み出したブロガーさんで、初音ミクみたいなもの。実践方法が見事だったので、彼女のサクセスストーリーをそのまま記事に掲載し彼女の成功を褒めたいとおもいました。

架空とはいえ、この実践方法は見事です!

ではみきちゃんどうぞ!

こんにちは、みなさん!私は売れているブロガーのミキちゃんです。今日は、夢を叶える方法を教えてあげるよ。それは、WOOPの法則というものなんだ。WOOPとは、Wish(願い)、Outcome(結果)、Obstacle(障害)、Plan(計画)の頭文字をとったもので、自分の目標に向かって効果的に行動するための心理学的なテクニックなんだよ。でも、これをただ説明するだけじゃつまらないから、

私が実際に使ってみた体験談をシェアするよ。

私は昔から有名な歌手になりたかったんだ。でも、私は歌が下手で、カラオケで友達に笑われるぐらいだったんだ。そんな私がどうやって売れているブロガーになったかというと、

WOOPの法則を使ったからなんだよ。

まず、私は自分の願いを明確にしたんだ。「有名な歌手になりたい」という願いを心に刻んだんだ。次に、その願いが叶ったらどんな結果が得られるかをイメージしたんだ。「有名な歌手になったらたくさんの人に歌を聴いてもらえて幸せになれる」という結果を目に浮かべたんだ。この時、できるだけ具体的に感情や感覚を想像したんだよ。例えば、「ステージで歌っているときの熱気や歓声」や「ファンからの手紙やプレゼント」や「テレビや雑誌で自分の顔を見るときの嬉しさ」などなど。

さて、ここまでできたら、

次は自分の願いを叶えるためにどんな障害があるかを考えたんだ。

「有名な歌手になるには才能が必要だけど、私は歌が下手だ」という障害を見つけたんだ。この時、自分の内面にある障害を見つけることが大切だって言ったよね。外的な障害は自分ではどうしようもないことが多いからね。例えば、「有名な歌手になるにはオーディションに合格しないといけないけど、私はオーディションが嫌いだ」とか「有名な歌手になるにはレコード会社と契約しないといけないけど、私は契約書が読めない」とかね。これらは自分ではどうしようもないことだから、WOOPの法則では考えないんだよ。

最後に、障害を乗り越えるためにどんな計画を立てたかというと、

「有名な歌手になるためには毎日練習して上達する」という計画を立てたんだ。この時、できるだけ具体的に行動やタイミングを決めたんだよ。例えば、「毎朝起きてから30分間ボイストレーニングをする」とか「毎週土曜日にカラオケで3時間歌う」とかね。そして、その計画を実行したんだよ。毎日練習して、少しずつ歌が上手くなっていったんだよ。

WOOPの法則を使うと、自分の願いが叶う可能性が高まるんだよ。

それは、自分の目標に対するモチベーションが高まり、障害に対処する能力が向上し、計画に沿って行動する習慣がつくからなんだよ。私もWOOPの法則を使って、売れているブロガーになったんだよ。

え?歌手じゃないの?と思ったでしょ。

実は、私は歌手になるのを諦めたんだ。なぜなら、私は歌が下手だという障害を乗り越えることができなかったから。でも、私はブログを書くことが好きで、それにも才能があったんだ。だから、私は自分の願いを変えて、「売れているブロガーになりたい」と思うようになったんだ。

そして、WOOPの法則を使って、その願いを叶えたんだよ。

みんなもWOOPの法則を試してみてね。

夢を叶えるチャンスは今しかないんだから!

あなた素晴らしいよ、ミキちゃん!

夢を追いかけて諦められなくて、辛くて辛くて仕方がない人がいっぱいいるのに、あなたはさっさとキャリアチェンジして、楽しく過ごしている様子が目に浮かぶよ。ブログ記事を書いてくれてどうもありがとう!

皆さんもこの方法をぜひ参考にしてください。

参考にできるこんな本もあるので、よかったら買ってあげてください。

「私には大きな大きな夢がある」なら

あなたには諦められない夢がありますか?

その夢が大きなもので、ちょっと現実離れしている壮大なものなら、どうしたらいい?

ひとつは、「実現を願い続ける」です。

あまりに壮大な夢は、たいてい自分の力だけでは達成不可能なものだったりします。実現に至るまで、自分が何をどうすればよいのか全くわからないものだったりします。

そこで、エフィカシーとコンフォートゾーンという考え方を取り入れるという方法が出てきます。

エフィカシーとは「自己効力感」。自分で影響を及ぼして未来を変えられる力の範囲を自覚している状態です。「自己肯定感」と勘違いされがちですが、「自己肯定感」は過去から今までの自分を受け入れること。「自己効力感」は今の自分が未来に向けてどんな力を発揮できるかを認めることです。

未来に向けて「できる」と感じる感覚がエフィカシーなのですが、自分に嘘をついて思い込むことではありません。エフィカシーを語る世界で第一人者である博士によると、「エフィカシーは過去とは関係ない」そうです。

これまでの成功体験があるから、自分はこれができるというものとは違う。

例えば、歩いたことのない赤ちゃんが「ボクは昔歩いたことがあるから今回も歩けるバブ〜」ということで立ち上がるのではない。よく観察して「自分もできる」と思って真似てみたらできちゃったという具合です。

この赤ちゃんのように「よく観察して「自分もできる」と思って真似てみたらできちゃった」という具合に“自分もできる”という気持ちを底上げすることが大事。しかもそれが嘘ではダメ。それが壮大な夢を叶えたいと思う人が行える道なのだそうです。エフィカシーを上げることだそうです。

でも、このエフィカシーを上げるには専門のコーチに付いてもらい、コーチングしてもらう必要があります。そして下手なコーチだと、ただ自分を騙すだけなので、いつまで経っても今の自分を越えられない…現状維持…または自信喪失につながります。

どうして夢を諦めたくなるの?

夢が大きすぎる場合に夢を諦める傾向が生じる心理メカニズムが働き始めるのですが、一つは、心理的な距離に問題があります。あなたの心の底で感じている夢と現実の離れ具合です。

大きな夢や目標は、現在の自分の置かれている現実から非常に遠いと感じる場合があります。このような遠い目標に向かって進むことは困難です。できないわけではなく困難です。達成までの長い道のりがモチベーションの低下や諦めにつながっていくわけです。

大きな夢はしばしばリスクや不確実性が伴います。脳に病気などない正常な感覚の持ち主なら自己保護の本能を持っています。この本能が働いて、失敗や失望の可能性が高い目標に取り組むことに抵抗を感じる場合があります。このような不安や恐怖感は、夢を追求するためのモチベーションを削ぎます。

さらにいうと、大きな夢に取り組むと、達成までに必要な時間と努力が多くかかることがあります。この長期的な取り組みによって、モチベーションが低下し、倦怠感や挫折感が生じる可能性があります。

確かに大きな夢を持つことで自己評価が高まり、自己価値の向上を期待する場合もあります。

とはいっても目標に向かう過程で失敗や困難が続くと、自己評価が揺らぎ、自己不信や自己否定の感情が生じることがあります。

これらの心理的な要素が組み合わさることで、夢を諦めようとするモチベーションの変質が起こる可能性があります。

この時、WOOPの法則を使うと人の本能に働いて、「その夢はあなたが叶える価値が本当にあるのか?」を現実的に問うことになります。ある人にはこれによって「現実的な道を歩もう」という選択を心の底からできるという効果があります。

素直に「自分はできないから他の人に道を譲り、自分は自分にできるもっと楽しい道を進もう」と確信を持って歩み始めるという具合です。

それでもやっぱり夢を諦めたくない!

しかし、WOOP(Wish, Outcome, Obstacle, Plan)の手法を使うことで、目標をより具体的に設定し、障害を克服するためのプランを立てることができます。また、小さなステップに分割して取り組むことで、達成感とモチベーションを維持することができるでしょう。

WOOPの法則はあなたに夢を叶える第三の道を示し、自然と自分の心を動かしていきます。

夢を叶えるための力強い道具:WOOPメソッド

本日は、夢を実現するための力強い道具であるWOOPメソッドについてお伝えします。

夢を持ちながらも、なかなか実現に向けた一歩を踏み出せないと感じている方々にとって、このメソッドはまさに心強い味方となるでしょう。

WOOPメソッドは、心理学教授ガブリエル・エッティンゲン博士と夫が30年以上にわたる研究から導き出した法則です。

その効果は科学的にも証明されており、多くの人々がこのメソッドを使って夢を実現しています。

WOOPとは、以下の4つのステップから成り立っています。

1. Wish 願望

まずは、叶えたい夢や目標を明確にしましょう。その夢が何であり、なぜそれを叶えたいのかを自分自身に問いかけてみてください。夢を具体的にイメージすることが重要です。

2. Outcome 理想の結果

次に、夢が実現した場合に得られるポジティブな結果や効果を想像してみましょう。その夢を叶えたことでどのような喜びや充実感を感じるのか、具体的に描いてみてください。

3. Obstacle 障害

夢を叶える過程で直面するであろう困難や障壁を見つめましょう。可能性として起こりうるネガティブな要素や自己制約を考慮し、具体的に認識します。これによって、現実的な視点を持つことができます。大切なのはあなたの内面が障害にどう反応するか?です。

4. Plan 計画

最後に、実現に向けた具体的な行動計画を立てましょう。夢を叶えるために具体的にどのような行動をとるのか、ステップバイステップで計画を立てていきます。このプランは現実的かつ実行可能なものであることが重要です。

WOOPメソッドは、夢を叶える力強いツールです。それは夢を描き、計画を立てるだけでなく、自己制約や困難を認識することで、より現実的なアプローチを可能にします。そして、実行に移すことで夢を具現化させることができるのです。

あなたもWOOPメソッドを使って、夢を叶える一歩を踏み出してみませんか?

自分自身の内なる力を引き出し、現実に向けた行動を起こすことで、素晴らしい成果を手にすることができるでしょう。

WOOPメソッドは、あなたの夢の実現をサポートするための力強い手段です。ぜひこのメソッドを活用し、自分自身の可能性を信じて進んでください。夢を叶える喜びと達成感が、あなたを待っています。

本美濃紙で透ける暦の手帳を作る

 紙は消費されて初めて、次を必要とします。「必要」とされるからこそ人は「もっと良いもの作るぞ」と心に火がつき情熱に燃えます。そんな気持でこの紙は漉かれました。まごころは紙漉き道具を作る人や原料を育てる人々へと伝播していきます。この紙を手にした人はきっと愛着を持ち、また次の紙を必要とします。

 まごころ込めて一枚一枚丁寧に漉かれた紙を持ち歩けたら、その紙を開くと『ほっ』と一息つける。きっとまた澄んだ心で優しく粘り強く生きていける―。
 そんな気持ちで人と接するなら、またそんな気持ちが伝播していくもの。そしてまた…。これがサステナビリティ(継続可能な社会の仕組み)の本当の姿です。これが本美濃紙で手帳を作ることにした理由です。

 「本美濃紙」の歴史は大変古く、紙漉き技法の伝統は1300年守られてきました。
 現存する世界最古の紙は奈良県・正倉院に保管される美濃村の戸籍名簿。千三百年以上前のもので、千年超の耐久性が実証されています。

 江戸時代は徳川幕府の管理下に置かれ、江戸奉行専用の帳面や非常に地位の高い人の家だけが使える障子紙に使われ、人は美濃紙を使うのを許されることに誇りを持っていました。

 強靭なのにとても薄く、光の透ける美しさを合せ持つ「本美濃紙」。光の演出に最適で耐久性があることから高価なランプシェードの素材に応用されるなど用途が広がり、世界中から高い評価を受けています。

 平成26年(2014)ユネスコ無形文化遺産保護条約が定める無形文化遺産に指定された「本美濃紙」は、大英博物館やV&Aミュージアム等、ヨーロッパ各国の博物館や美術館からの注文が絶えず、重要文化財の修復や高価な美術品の保護に欠かせないものとなりました。

 中でも「石原英和工房」の紙は海外からの引き合いが高く、1人の職人が漉ける枚数にはどうしても限りがあるため、海外のお客様に少々お待ちいただいている状況です。そのため国内に回す目処が立たずとりわけ入手困難となっております。

 石原英和工房に手帳の趣旨を伝えてご理解を賜り、貴重な紙を分けて頂きました。真心を込めて手帳にし、あなたのお手元にお届けできました。あなたが使うことでまたサステナブルな新しい価値が生まれます。

JIS B版は美濃判が基準だった

「紙は人の心を開くんだよ」幼い頃、そんな話を聞いた記憶があります。「そんなこといったかね?」と歳を重ねたその人は申していましたが、紙に自分の言葉で書き出すことで心が落ち着く「エクスプレッシブ・ジャーナリング」が世界的に注目されています。確かに自分の手で紙の上に言葉を書こうとすると、呼吸が深くなりだんだん落ち着いてくるのを実感します。

そんな紙のサイズですが、紙文化の日本では太古の昔から基本サイズが定められ流通していました。その1つが「美濃判」です。

美濃判は江戸幕府が公式に使用したサイズで、身分の高い人だけが使うことを許されたサイズ。その用紙はもちろん本美濃紙が使用されていました。

岐阜県美濃市では現在も「本美濃紙」として引き継がれている和紙。京間判サイズで基本的には生産されていますが、「美濃判」というサイズで漉かれていた時代が長くありました。

美濃紙は最高級の障子紙として重宝され、障子紙といえば美濃、美濃と言えば障子紙とされるほどでした。

その美濃紙の美濃判サイズは縦27.3㌢横39.4㌢で、これを半分に折り端を綴じて江戸の公式帳面として使っていました。時代劇でよく出てくるあの帳面は美濃判サイズなのです。

時代は明治維新後、誰でも自由に紙を使っても良いことになり、それまで位の高い人だけが使うことを許された美濃紙を誰でも使えるようになりました。それで庶民も障子紙に美濃和紙を使うようになり、一気に流通が盛んになりました。

基本のサイズが定められていたとは言え、地方毎のばらつきがあった紙。その上、ドイツ規格のA0サイズの外国の紙が出回るようになると、運搬が一気に煩雑になりました。それだけ日本の国が急激に栄えた証拠なのですが、嬉しい悲鳴です。

それで日本国の紙のサイズを統一することに鳴ったのですが、それまで江戸幕府が使っていた帳面の美濃判を基本にしてサイズを決めることにしました。

A0サイズの面積は1㎡なので、単純に1.5㎡のルート長方形をB0とし、それを半分に切り半分に切り半分に切り半分に切るとB4になります。

このB4の寸法が美濃判に近い25.7cm ✕ 36.4cmになったので「これでよし」となりました。

このルート長方形という規格。19世紀にドイツで発明されたとされていますが、改めて美濃判のサイズを計算すると、27.3㌢✕38.4㌢でルート長方形なんですよね。1㌢長いのは誤差かと思ったのですが、帳面として使う時の綴代を考えると開いて使うとちょうどルート長方形になるのです。

「紙は心を開く」というのはこの形状によるのでは?と思いを馳せると、美濃判の帳面サイズを最初に定めた昔の人って、どうしてわかったの?天才!ってなりませんか。

その文化が脈々と受け継がれている美濃和紙そして本美濃紙。それを大事にしようとしている日本人と日本に住み日本文化を愛する仲間たち(外国人とか言わずに「日本を愛する仲間たち」と表現したい)が受け継いでいるものってなんだか凄いって思いますね。

夢実現へアクセル全開!「WOOPの法則」の真髄②

熱く思い描いても叶わなかった夢だったのに、夢へ進むブレーキをはずすのが前回のブログ『夢実現へのブレーキはずす「WOOPの法則」の真髄①』でした。

「WOOPの法則」提唱者 ガブリエル・エッティンゲン博士が見つけ出し、応用した「メンタル・コントラスティング」は夢に向かう人のマインドを整えるとても強力なメソッドとなりました。このステップをたどるだけでも、夢や目標を達成する確率は何もしない場合の1.5倍になりました。

「何もしない場合」ですから、夢や目標の達成をポジティブに夢見てマインドを消失させてしまっていた人からすれば、この方法に切り替えただけで、目を見張る効果が表れました。

でもここで、さらに素晴らしい成果を生み出す人々が表れました。

「これは一体どういうことだろう。著しい成果を生み出す人々は、普通の成果を生み出す人たちと何が違うのだろう?」と。ガブリエル・エッティンゲン博士は「このメソッドはもっといける!改善する余地がある」と理解しました。

そこで夫も心理学の分野の研究者であったので、臨床結果などを見てもらい相談に乗ってもらいました。

アクセル全開で夢実現へ!
インプリメンテーション・インテンション

夫でもあるペーター・ゴルビッツァー博士によると、目標達成において「〜であれば(〜なので)私は___する」という一文を作成すると、目標達成がぐっと高まるという研究を行い、そのメソッドを「インプリメンテーション・インテンション(実行意図)」と呼んでいました。

日本語には「意図の実装」とも訳せるインプリメンテーション・インテンション。この分野の国際的な第1人者でもある彼によると、著しい成果を上げた人たちは、メンタル・コントラスティングとインプリメンテーション・インテンションを同時に行っていたことがわかりました。その結果、夢や目標を達成する確率は何もしない場合の3倍以上になっていました。

※ 動画では「動機づけの実装」と語っていますが、むしろ「動機づけ」そのもの。英語だと、自分の脳へ自覚して意識的にプログラミングするイメージなので、IT用語のインプリメンテーション(実装)を加えたかったのでしょう。いづれ本人に確認してみます。

1990年代、それぞれ妻ガブリエル・エッティンゲンと夫ピーター・ゴルビッツァーが別々に行っていた研究を統合してくことになりました。

その結果は、この統合された画期的なメソッド体験者たちは、目標達成確率のアベレージが通常の3倍!まるで「赤い彗星」になったかのような成長曲線を描くという、猛烈な成功体験を叩き出すことになりました。

こうして夫婦共同で生み出された画期的な夢目標実現メソッド、「WOOPメソッド」、日本語訳では「WOOPの法則」が生み出されました。

WOOPでは、WのステップとOのステップで夢や目標を明確にして、次のOステップでメンタル・コントラスティングを行います。そうして出てきた、自分が発する内なる障害が、もし出現したら私は__するという一文になるようにします。

詳しい方ならお気付きの通り、インプリメンテーション・インテンションは「IF-THENルール」や「IF-THENプランニング」と呼ばれたり「意図セット」と呼ばれています。

「WOOPの法則」は2021年現在、35年に渡るモチベーション研究の集大成であり、夢目標達成の分野でおそらく最強の方法だと言えるでしょう。

夢実現ブレーキを外せ!「WOOPの法則」の真髄①

少し前まで、自分の成功を夢見てその夢に没頭し、ありありとその世界を思い描いて没入すれば夢は叶うと信じられていました。でもそれは「間違いだ」ったとやる気の研究からわかり、今、多くの教育者がやり方を見直しています。

誰もが自らの体験からなんとなくわかっていたのに、ポジティブ思考が夢の実現に近づくとどうしてこんなにも信じられていたのでしょうか?

「そうしたほうが楽だから。」というのがその答えです。

夢を叶えようと具体的に動き始めると、実際にはまだ行動していないくても、自分の頭の中では動き始めています。するとその人は自分自身の「マインドを変化させないといけない」と気付きます。

すると自分の心の奥底で、あなたを暖かく見守っている潜在意識が警報ボタンを押します。

「緊急指令!直ちに夢の実現を阻止せよ」

警報音が鳴っているのに、その警報を発している本人自身の耳には聞こえないように、気付かれないように夢を描く人の脳内で鳴り、行動を阻止しようとします。

これを「潜在意識の現状維持機能」と言います。「ホメオスタシス・フィードバック」とも言います。

脳には命を維持するため、一定に保つ機能があります。この機能が働き脳が暴走するのを防ぎます。これが命を保護する役目となって心の安定と平常心を保たせてくれます。

こんな機能が存在する脳の部位はとても臆病で、慎重な性格です。ちょっとした変化も嫌います。寒暖差で体温調整したり、心臓の鼓動や息遣いを激しくしたり静めたりもします。

この潜在意識の現状維持機能、難しい表現なので親しみやすく「ゲンさん」と呼びましょう。ゲンさんは超ビビリで、あなたが夢を描くとすぐ「やめとけ」と止めにかかるのです。

「そうしたほうが楽だから。」と。

心の闇に光を!WOOPメソッドの真髄
メンタル・コントラスティング

こんな超ビビリなゲンさんなのですが、実はあなたのことが大好きで、片ときもあなたのことを忘れません。24時間365日ずっと寝ないであなたを守っています。なので、ビビリなゲンさんの存在を無視して生活していると、やがて「体調不良」という自己主張をしてきます。

「今は心の時代」「心の声を聞いてあげましょう」と言われますが、なかなか出来ない世の中。でも2021年を迎え、時代は大きく変わりました。

WOOPはそんな時代のニーズに応えます。

自分の内なる心の声を聞いて、本当の自分自身を知るための方法なのです。

自分の内なる心には「光」の部分と「闇」の部分があります。頭の中で自由に想像し、なりたい自分を描きます。高い目標を実現していきます。ワクワクしたりドキドキしたり充実した気持ちになります。もう夢が実現したかのような報われたような気持ちになれます。こんなふうに夢に「光」が当たります。

一方、「闇」部分ではその逆のことが起こるようです。いったいどんな逆のことが起こるのか正確にはわかりません。でもその存在を認め、自分の心の奥にある「闇」に自分自身で問いかけると、少しづつその姿を現してくれます。

こうした心の「光」と「闇」の比較、これを「メンタル・コントラスティング」と言います。

自分の心に「光」夢や目標を思いに描きを心の明るさを経験した後、心の「闇」に光を照らし、どうしてビビっているのかちゃんとわかってあげると、ゲンさんが緊張を解いたと自分自身で体感できます。すると自然と心が軽く穏やかになれます。

これができると、「他人事」に感じていた自分の夢や目標を潜在意識が受け入れて「自分事」になり、ブレーキが外れて前進できる心の準備が整います。